2020/5/21 山地森林源流域の地下水観測計画

山地・森林・源流域は,水災害に関わる防災や水資源を考える上で最重要地域だと思います.これから,観測網を構築していきます.

まずは,巡検し具体的な計画を練りました.

また,森林土壌を掘って,地下水面が地表面近くにあることも確認できました.オーガー,有孔管,無孔管,キャップ,珪砂,ベントナイト等も準備できてるので,あとは掘削日を決めるのみです.

↑赤外線カメラとインターバルカメラ.野生動物うつるといいな.あと,豪雨時の様子を視覚的にも把握したい.

↑スコップで土壌を掘ってみました.するとすぐに,地下水面が現れました.降雨流出時(洪水時)には,この地下水が流出に大きく関わります.

↑クマガイソウ.初めて見ました.

Groundwater Hydrology Lab

信州大学理学部理学科 物質循環学コース 榊原研究室のホームページです. 地下水に関わる水循環研究を行っています. キーワード:地下水流動,水資源涵養,降雨流出過程,森林,山岳域,雪氷圏,都市域,水質・同位体,環境放射能 主な研究対象地:上高地,乗鞍岳,安曇野地域,諏訪湖流域,福島県,タンザニア,タイ,マレーシア ホームページ:2019/12/23~