2020/10/14 乗鞍撤収 冬の到来

乗鞍の短い春・夏・秋が終わりを迎えました...これから,長く厳しい冬が訪れます.観測機材がその厳しさに耐えられないため,今期の観測を打切りとし,機材の撤収を行いました.(撤収の数日後に乗鞍岳では,50cmくらいの積雪を観測したようです.)来年度も,乗鞍岳には世話になる予定です!

今期最後の乗鞍では,一つ収穫もありました.下の写真の大規模湧水の発見です.標高2600m地点で,乾燥している時にこんなに水が地下から流出しているのは不思議なものです.来年度の研究ターゲットの一つかな.

↑この場所一帯から,水が大量に流出している.不思議です.

↑湧水点の拡大写真

Groundwater Hydrology Lab

信州大学理学部理学科 物質循環学コース 榊原研究室のホームページです. 地下水に関わる水循環研究を行っています. キーワード:地下水流動,水資源涵養,降雨流出過程,森林,山岳域,雪氷圏,都市域,水質・同位体,環境放射能 主な研究対象地:上高地,乗鞍岳,安曇野地域,諏訪湖流域,福島県,タンザニア,タイ,マレーシア ホームページ:2019/12/23~